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自宅で出来る!?「手漉きコットンペーパー」の作り方 / takugamiブログ

2024 5/18
2025年5月30日

今回は、人気のコットンペーパーの作り方を紹介します。
他の洋紙や和紙に比べると、手漉きコットンペーパーの作り方についてあまり詳しく記述されているサイトがなかったので、一つの事例として参考にして頂ければ嬉しいです。

※本来のコットンペーパーは、ホランダービーターという叩解機(こうかいき)を使い繊維を細かくするのですが、自宅でそのような機材は揃えられないので、あくまで自宅での作り方としてご理解下さい。

目次

コットンペーパーの特徴

「高い吸水性と強度」、素材独特の「柔らかな手触り」

高い吸水性と強度

  • コットン紙は水をよく吸収し、インクの定着や絵の具の混合を助けます。そのため、水彩画やアクリル画などの絵画用紙などにとても適しています。
  • また、繊維の強度も高いので、インクを使った筆記用紙としても好まれています。

柔らかな手触り

  • コットンの最大の特徴は、やっぱり素材そのもののフワフワして柔らかい手触りが特徴です。
  • 他の素材とは異なる特別感があり、贈り物や重要な文書などに使用されています。

用意する材料、道具

一覧リスト

解説で使用している各材料、道具は全て市販のものを使用しております。
材料や道具の仕入れについては、記事の最後に載せておきます。

原料

  • コットン(オーガニックコットン100%)
  • 再生パルプ(リサイクルされた紙の原料)

紙漉き道具

  • 紙漉きセット
    [簾(すだれ)、漉き枠、漉き桁(げた)〕
  • ステンレス紗(しゃ)
  • 角材 2本
    (タテヨコ30mm×長さ600mmくらい)
    ※台所で紙漉きセットを置くために使用
  • ネリ(粘剤)
  • 中性サイズ剤
    ※紙の滲み止め剤。滲み止めをする事で、紙の強度も上がります。

乾燥用具

  • 乾燥板(ステンレス、アルミ、コンパネなど)
  • アイロン
  • 布切れ 2枚 
    ※目が細かいもの、ボロ服でもOK、タオルはNG

その他の道具

  • 鍋(ステンレス、アルミ)
  • ザル (ステンレス)
  • ミキサー
  • 計量器
  • 計量カップ 2つ(500㎖以上)
  • 混ぜ棒(マドラー、スプーンなど)
  • 小皿 3枚
    ※作った原料を入れるために使用
  • ピンセット

事前準備

ネリ(粘剤)の準備

  • ミキサーに水500mlを入れ、ネリ剤を約0.2g入れる。
  • 1分程度ミキサーをかけ、別の容器に移す。
  • 1日ほど放置し、粘剤が全て溶けて透明な液になれば完成。
ネリの効果
  • 水中に「とろみ」が生まれ、原料の繊維が細かく解れます。
  • その状態で原料を流せるので、均一で強い紙を作れます。

紗(しゃ)の準備

  • 紗(ステンレス製を使用)を、漉き枠と同じくらいのサイズにカットする。
    ※カッターで何回か切り込みを入れれば、切れます。
  • 簾(すだれ)に紗を被せる。
紗の効果
  • 目が細かい平らな紗を被せる事で、紙にすだれの跡が付かず、綺麗で平らな紙が作れます。

    ※竹のすだれをそのまま使うと、紙にすだれの跡が残ってしまいます。。
    (そういった紙が良ければ、紗は必要ありません)

手順① ソーダ灰で、コットン繊維を煮る

①-1. 鍋にコットン、ソーダ灰、水を入れる

  • コットン 25〜30g
  • ソーダ灰 4〜6g
  • 水 1ℓ

ソーダ灰で繊維を煮る際は、
必ずマスクや手袋をし、換気扇を回して作業をして下さい。

①-2. 加熱し、繊維を煮込む

  • 適度に混ぜながら、弱火で1〜2時間くらい煮込みます。
    ※水量が減ってきたら、水を足して下さい。
  • 時間が経ったら、熱を止めて冷めるまで放置します。
  • 熱が冷めたら、繊維を濾してください。

※高温の状態でソーダ灰を入れないでください。化学反応が起こり爆発します。

①-3.繊維に残ったアルカリ液を落とす

  • 水洗いをし、繊維に残ったアルカリ液を落とします。
  • 2〜3回水洗いをし、しっかり落として下さい。

手順② : 漂白剤で、さらに不純物を取り除く

②-1. 鍋に原料、漂白剤、水を入れる

  • コットン
  • カルキ(漂白剤) 3〜5g
  • 水 1ℓ

漂白をする際は、マスクや手袋をし、換気扇を回して作業をして下さい。

②-2. 加熱し、繊維を煮込む

  • 60度くらいを目安にゆっくり加熱します。
  • 10〜30分くらい繊維を煮たら、濾して下さい。

②-3.繊維に残ったカルキ液を落とす

  • 水洗いをし、繊維に残ったカルキ液を落とします。
  • よく水洗いをし、しっかり落として下さい。

②-4.漂白しきれなかった茎や葉を取り除く

  • 黒く残ったコットンに含まれた茎や葉のゴミを取り除きます。

    ※この作業でいかにゴミを除去出来るかによって、紙の品質が変わります。

手順③ :原料の仕込み

③-1. 滲み止め処理をする

  • 中性サイズ剤を何滴か入れ、滲み止め処理(サイジング)をします。
  • また、滲み止め処理をする事により、紙の強度も上がります。

③-2. 原料をミキサーで撹拌する

  • ミキサーで、しっかりと原料を撹拌していきます。

③-2. ネリを入れる

  • 計量カップに移した原料液に、ネリを入れます。
  • トロミが出て、原料が均等に水中で解れたら完了です。

手順④ :紙漉き

④-1. 紙漉き道具を準備する

  • 角材を置き、紙漉き道具をセットします。
    (下から、すげた、すだれ、紗、漉き枠の順)
  • 紗とすだれに水をかけて全体を濡らし、空気を抜きます。
    ※空気が残っている場所があると、そこだけ原料が乗っからず、紙に穴が空いてしまいます。

④-2. 原料を流す(一層目)

  • 仕込んだ原料を流します。
  • コットンは一層で厚い紙を漉くことが難しいので、複数回に分けます。


④-3. 原料を流す(二層目以降)

  • 原料を仕込み、二層目を流していきます。
  • 二層目からは、手をかざし、一度クッションさせて※原料を流して下さい。

    ※高い位置から直接一層目の原料に流してしまうと、一層目の原料の形を崩してしまいます。
  • ある程度の厚みが出るまで、この作業を繰り返します。

④-3. 水分を落とす

  • 原料を流し終わったら、木枠を外します。
  • 漉き桁を立てかけて、余分な水分を落とします。

手順⑤ :乾燥

⑤-1. 漉いた紙を布切れに置く

  • 平らな板の上に、シワがない布切れを敷きます。
    ※水で濡らしても大丈夫です。

⑤-2. 紗を被せる

  • 紗を手に持ち、紙面が布切れに向くように裏返し、ゆっくり置きます。
  • 紗の上に布切れを被せ、上から軽めに圧をかけて、紗から紙が剥がれるようにします。

⑤-3. 紗を剥がす

  • 紗をゆっくり剥がします。


⑤-4. アイロンをかける

  • 布切れを紙に被せ、上からアイロンをかけて、ある程度、乾かしていきます。

⑤-5. 紙を乾燥板に貼る

  • ある程度乾いてきたら、紙を乾燥板に移します。
  • 布切れを裏返し、紙面が乾燥板にくるように被せます。
  • 布切れの上からアイロンをかけて、しっかりと紙を乾燥板に貼っていきます。
  • 布切れをゆっくり剥がし、紙がきれいに貼れたら、暖かい場所に置いて乾かします。

出来た紙

材料、道具の仕入れについて

コットン

森製綿所
オーガニックコットン 300g

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楽天市場 で詳細を見る

紙すきセット

画材・ものづくりのアートロコ
漉き桁、すだれ、漉き枠セット (木製)
枠内寸法:180mm × 255mm

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ステンレス紗(しゃ)

Mollytek
ステンレス平織金網
80メッシュ 幅30cm×100cm

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ネリ(粘剤)

アワガミファクトリー
粉末 50g

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中性サイズ剤

小島美術 GAO
中性サイズ剤 250ml

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乾燥板(ステンレス)

エスコ(ESCO)
300 x 300 x 3.0mm

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紙の作り方
takugami/yusuke takizawa
和紙の産地で職人として働きながら、一から紙づくりを学ぶ。現在は紙漉きと絵画を融合させた作品を制作しています。

受賞歴
・2017 全国和紙画展 金賞
・2018 全国和紙画展 入賞
カテゴリー
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