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藁(わら)を使った紙づくり/「自宅で出来る、本格的な紙の作り方」 / takugamiブログ

2024 5/11
2025年5月30日

自宅で出来る本格的な紙の作り方を紹介します。
今回は、「藁(わら)」を主に使って何種類か紙を作ったので、
紙づくりに必要な材料や道具、工程など、参考にして頂ければ嬉しいです。

目次

藁(わら)とは

藁は、古くから日本で使用されてきた和紙の原料の一つです。

  • 藁は、稲や小麦などの穀物の茎部分であり、昔から紙の材料として使われていました。
  • 繊維は、脆く破けやすい所が難点ですが、より自然の状態に近い紙になります。
  • 現代では、デザインや実用性を考慮し、他の材料と組み合わせて利用されています。

用意するモノ

原料

  • 藁すさ(ワラスサ)
  • 再生パルプ
    (リサイクルされた紙の原料)

紙漉き道具

  • 紙漉きセット
    [簾(すだれ)、漉き枠、漉き桁(げた)〕
  • ステンレス紗(しゃ)
  • 角材 2本
    (タテヨコ30mm×長さ600mmくらい)
    ※台所で紙漉きセットを置くために使用
  • ネリ(粘剤)

乾燥用具

  • 乾燥板(ステンレス、アルミ、コンパネなど)
  • アイロン
  • 布切れ 2枚 
    ※目が細かいもの、ボロ服でもOK、タオルはNG

薬品

  • 漂白剤(カルキ)
  • ソーダ灰

その他の道具

  • 鍋(ステンレス)
    ※アルミはNG 
  • ザル (ステンレス)
  • ミキサー
  • 計量器
  • 計量カップ 2つ(500㎖以上)
  • 混ぜ棒(マドラー、スプーンなど)
  • 小皿 3枚
    ※作った原料を入れるために使用
  • ピンセット
  • マスク、ゴム手袋

藁すさ(ワラスサ)

日曜左官エムケー工芸
細目 30g

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再生パルプ

画材・ものづくりのアートロコ
乾燥重量 100g

楽天市場 で詳細を見る

紙すきセット

画材・ものづくりのアートロコ
漉き桁、すだれ、漉き枠セット (木製)
枠内寸法:180mm × 255mm

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ネリ(粘剤)

アワガミファクトリー
粉末 50g

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ステンレス紗(しゃ)

Mollytek
ステンレス平織金網
80メッシュ 幅30cm×100cm

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炭酸ナトリウム (ソーダ灰)

NICHIGA(ニチガ)
粉末 1kg

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高度カルキ(漂白剤)

MATSUBA(マツバ)
フレーク状 500g【食品添加物】

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乾燥板(ステンレス)

エスコ(ESCO)
300 x 300 x 3.0mm

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事前準備

ネリ(粘剤)の準備

  • ミキサーに水500mlを入れ、ネリ剤を約0.2g入れる。
  • 1分程度ミキサーをかけ、別の容器に移す。
  • 1日ほど放置し、粘剤が全て溶けて透明な液になれば完成。
ネリの効果
  • 水中に「とろみ」が生まれ、原料の繊維が細かく解れます。
  • その状態で原料を流せるので、均一で強い紙を作れます。

紗(しゃ)の準備

  • 紗(ステンレス製を使用)を、漉き枠と同じくらいのサイズにカットする。
    ※カッターで何回か切り込みを入れれば、切れます。
  • 簾(すだれ)に紗を被せる。
紗の効果
  • 目が細かい平らな紗を被せる事で、紙にすだれの跡が付かず、綺麗で平らな紙が作れます。

    ※竹のすだれをそのまま使うと、紙にすだれの跡が残ってしまいます。。
    (そういった紙が良ければ、紗は必要ありません)

手順① ソーダ灰で、藁の繊維を煮る

なぜソーダ灰で繊維を煮るのか?

アルカリ性のソーダ灰で繊維を煮る事で、紙に不必要な不純物を分解します。

①-1. 鍋に藁、ソーダ灰、水を入れる

  • 藁 30g
  • ソーダ灰 6g
  • 水 1ℓ

ソーダ灰で繊維を煮る際は、
必ずマスクや手袋をし、換気扇を回して作業をして下さい。

①-2. 加熱し、繊維を煮込む

  • 適度に混ぜながら、弱火で1〜2時間くらい煮込みます。
    ※水量が減ってきたら、水を足して下さい。
  • 時間が経ったら、熱を止めて冷めるまで放置します。
  • 熱が冷めたら、繊維を濾してください。

※高温の状態でソーダ灰を入れないでください。化学反応が起こり爆発します。

①-3.繊維に残ったアルカリ液を落とす

  • 水洗いをし、繊維に残ったアルカリ液を落とします。
  • 2〜3回水洗いをし、しっかり落として下さい。

手順② : 漂白剤で、さらに不純物を取り除く

漂白前を未晒(みざらし)、漂白後を晒(さらし)といいます。
どちらでも紙の原料として使用できますが、今回は、半分の原料を晒にします。

②-1. 鍋に原料、漂白剤、水を入れる

  • 藁 15g
  • カルキ(漂白剤) 6g
  • 水 1ℓ

漂白をする際は、マスクや手袋をし、換気扇を回して作業をして下さい。

②-2. 加熱し、繊維を煮込む

  • 60度くらいを目安にゆっくり加熱します。
  • 10〜30分くらい繊維を煮たら、濾して下さい。

②-3.繊維に残ったカルキ液を落とす

  • 水洗いをし、繊維に残ったカルキ液を落とします。
  • 2〜3回水洗いをし、しっかり落として下さい。

②-4.漂白しきれなかった繊維を取り除く

  • 黒く残った繊維を、ピンセットなどで取り除きます。

手順③ : 藁と再生パルプを配合し、原料を仕込む

左:未晒、中:晒し、右:再生パルプ

③-1. 原料をミキサーで撹拌する

藁(わら)の場合

  • 撹拌する時間によって、繊維の長さが変わるので、作りたい紙に合わせて調整して下さい。

木材パルプ(再生パルプ)の場合

  • 使用する量のパルプを1〜2分程度ミキサーで撹拌します。
    ※撹拌が足りないと、固まったパルプが紙に混ざってしまいます。

③-2. 撹拌した原料を濾す

  • 原料が落ちないように、目が細かい網を使用して下さい。
    ※目開きが300μ(0.3mm)くらいであれば、どんな原料でも大丈夫です。ちなみに使用しているのは、ポリエステルメッシュです。

③-3. 原料を配合する

  • 2つの原料を、使う分だけ容器に入れます。
    (藁とパルプの配合は、自由に調整して下さい)
  • 水600mlを入れ、よく混ぜます。

③-4. ネリを入れる

  • ネリを少量加え、よく混ぜます。
  • トロミが出たら、OKです。

※ネリが混ざりきれていないと、紙漉きの際に練りの部分にだけ原料が乗っからず、紙に穴が空いてしまいます。

手順④ :紙を漉く

④-1. 紙漉き道具を準備する

  • 角材を置き、紙漉き道具をセットします。
    (下から、すげた、すだれ、紗、漉き枠の順)
  • 紗とすだれに水をかけて全体を濡らし、空気を抜きます。
    ※空気が残っている場所があると、そこだけ原料が乗っからず、紙に穴が空いてしまいます。

④-2. 原料を流す

【一層で紙を作る場合】

  • 普通に原料を流します。

【複数の層で紙を作る場合】

  • 二層目からは、手をかざし、一度クッションさせて※原料を流して下さい。

    ※高い位置から直接一層目の原料に流してしまうと、一層目の原料の形を崩してしまいます。


④-3. 水分を落とす

  • 原料を流し終わったら、木枠を外します。
  • 漉き桁を立てかけて、余分な水分を落とします。

手順⑤ : 紙を乾かす

紙の乾燥方法は2パターン
①「漉いた状態で、そのまま自然乾燥させる」方法

特徴:
・紙に一切の圧力がかかっていないので、ふっくらとした柔らかい紙に仕上がる。

②「乾燥板を使って乾かす」方法

特徴:
・乾燥板に貼る際、紙に圧力がかかるので、硬い紙に仕上がる。
・乾燥板の仕上げ面の特徴が反映された紙になる。(例:布であれば、布目の跡が紙に映る)

今回は、ステンレスの乾燥板を使用して紙を乾かします。

⑤-1. 漉いた紙を布切れに置く

  • 平らな板の上に、シワがない布切れを敷きます。
  • 紗を手に持ち、紙面が布切れに向くように裏返し、ゆっくり置きます。

④-2. アイロンで、紙の水分を落とす

  • 紗の上に、さらに布切れを被せます。
  • 布切れの上からアイロンをかけ※1、紙に含んだ水分を、ある程度※2落とします。

※1:アイロンで押しすぎると、紗に跡が残ったり、紙が破けてしまうので注意して下さい。

※2:目安は、紙から紗が剥がせるくらいまで。

④-3. 紙を乾燥板に貼る

  • 乾燥板を用意します。
  • 布切れで水分をある程度落とした紙を、乾燥板に貼ります。
  • 紗をゆっくり剥がします。
  • 紙の上から布切れを被せ、低温のアイロンで全体的に圧をかけながら、紙を板に貼っていきます。
  • 貼り終わったら布切れを取り、暖かい場所で乾燥させて下さい。


④-4. 完成

  • 乾いたら完成です。
  • 紙を剥がすときは、破けないように慎重に剥がしてください。

出来た紙

藁(みざらし)80% パルプ 20%

藁(さらし)50%、パルプ50%

藁(みざらし)10%、パルプ90%

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紙の作り方
takugami/yusuke takizawa
和紙の産地で職人として働きながら、一から紙づくりを学ぶ。現在は紙漉きと絵画を融合させた作品を制作しています。

受賞歴
・2017 全国和紙画展 金賞
・2018 全国和紙画展 入賞
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